ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

2023年 GS YUSASA OPEN 観戦記②

2023年9月23日  GS YUASA OPEN ダブルス決勝

伊藤あおい / Chia Yi Tsao(曹家宜) 6-2 6-1 阿部宏美 / 永田杏里

 

⇧伊藤(左)と台湾のTsaoのペア。今大会の第4シードでともに19歳同士のペアです。

⇧阿部(左)と永田のペア。二人とも愛知出身の23歳です。

第4シードの伊藤 / Tsaoのペアとノーシードの阿部/永田のペアの対戦となった決勝は、終始伊藤 / Tsaoのペアのペースで進んだ試合となりました。少なくともこの試合を観る限りでは両ペアにはかなり実力差があったように見受けられました。予測がいいということなのか、伊藤 / Tsaoのペアはポーチもパスもおもしろいように決まっていき、ピンチらしいピンチはほとんどなかったように思います。

 

特にプレーがおもしろかったのは伊藤です。19歳とは思えないような老獪なテニスでした。特に巧かったのはロブで、抜けなかったショットは無かったのではないかというほど精度が高かったです。普通のストロークも力感の無い突っ立ったまま打つような独特のフォームをしています。シェイ・スーウェイを連想させるテニスだと思ったのですが、あとで調べてみたところ実際に伊藤の憧れの選手はスーウェイとのことで、似ているのも納得でした。

thedigestweb.com

⇧伊藤のトップスピンロブ

⇧特にスーウェイに似ていると感じたのはバックハンドのフォームです。

⇧伊藤のパートナーのTsaoは顔小さくて、手足が長くてモデルのようなプロポーションでした。

⇧時折このペアが見せていたIフォーメーション。前衛のTsaoが前に行きながらサインを出しています。

⇧試合終了

⇧スタンドに頭を下げる二人

⇧表彰式前に行われたサインボールの打ち込み。お客さんがまばらなのでなんだか微妙な盛り上がりでした(笑)準優勝のペアもこの打ち込みがあった一方で、スピーチは優勝したペアしかありませんでした。

⇧フォトセッション