ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

さようなら、サマンサ・ストーサー

今年の全豪オープンでオーストラリアのサマンサ・ストーサーが現役引退となりました。

 

既にシングルスについては昨年の全豪で引退を表明していましたが、その時点でダブルスについても近々引退する可能性を示唆していたので、概ね予定通りの引退ということなのだと思います。

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news.tennis365.net

 

最後の全豪は女子ダブルスとミックスダブルスにエントリー。女子ダブルスはかつてシングルスで同じ時代を戦ったフランスのアリゼ・コルネとペアを組みましたが、1回戦で11シードのチャン / ヤンに3-6 4-6のストレートで敗退。

 

続くミックスダブルスは2年前の全豪で準優勝し、以降も組み続けていたエブデンとのペアで登場。残念ながらこの試合も1回戦で5シードのシュース / メクティッチに6-4 3-6 6-10の逆転で敗れ、最後の全豪は2種目とも1回戦敗退となりました。


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実はこの全豪の前哨戦ではしれっとオルモス / ダブロウスキという強豪ペアに勝ったりしてるので、まだまだプレーヤーとしては戦えると思うのですが、彼女としては選手を続けるより娘の成長を見守りたいということなのでしょう。一度生であの豪快なキックサーブが観たかった…。長い間楽しませてくれた選手の一人です。ありがとう。お疲れ様でした。

B.クレイチコバ / A.シニアコバ vs 青山修子 / 柴原瑛菜

2023年1月29日 全豪オープン 女子ダブルス決勝

B.クレイチコバ / A.シニアコバ  6-4 6-3  青山修子 / 柴原瑛菜


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クラウィーツ / ミースが解散

シーズンが終わり、ダブルスに関しては来シーズンに向けて組み換えのあるペアがいくつか発表されています。

 

その一つがドイツのクラウィーツ / ミースのペア。全仏オープンを2連覇するなど活躍しましたが、今シーズン限りで解散のようです。

doublesgeek.hatenablog.com

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newsingermany.com

 

⇧の記事によるとクラウィーツはデ杯でもペアを組んでいるプッツとペアを組み、ミースはオーストラリアのピアースとペアを組むことになるようです。

 

クラウィーツとペアを組むことになったプッツは、今季はマイケル・ビーナスとペアを組んでいました。当然ビーナスとのペアは解散になります。そのビーナスは来季はジェイミー・マレーとペアを組むようです。マレーはパートナーのソアレスが引退してしまったので、渡りに船といったところだったのではないかと思います。

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さらに下の記事によるとボパンナとエブデンがダブルスを組むようですね。これも面白いペアだと思います。

sportstar.thehindu.com

ボパンナの今季のパートナーだったミドルコープは、来季は同じオランダのロビン・ハーセと再びペアを組むようです。エブデンのパートナーだったパーセルが来季どうするのかはわかりませんでした。

indiantennisdaily.com

 

2022年 慶應チャレンジャー 観戦記③

2022年11月6日 男子シングルス決勝

C.オコネル 6-1 6-7(5) 6-3 綿貫陽介

 

ずっとこのブログではO'Connellを”オコンネル”と表記していましたが、大会公式的にはオコネルのようですね。今後過去記事も修正したいと思います。

 

そのオコネルの今大会の試合を結果的には2回戦以外は全て観戦することになりました。過去の試合に比べるとこの日のオコネルは少しスピン量の多いボールを打っていたと思います。ライン際に深いスピン系のボールを打ち続け、綿貫が強引にコーナーに打ってきたらカウンター、下がって長いラリーに付き合いだしたらドロップショットと、まるでクレーコートで戦っているかのようなプレーでした(実際オコネルが一番得意なのはクレーコートのようです)。

 

セカンドセットに関しては綿貫のサーブが良かったと思います。ここぞというところで良いサーブを入れてショートポイントで仕留めることで、オコネルの得意な長いラリーに持ち込ませないパターンが作れていました。ただ逆に言えば、ラリー戦になってしまうと綿貫はなかなかオコネルを崩せないまま敗れてしまった印象です。

 

私は綿貫陣営のすぐ後ろでこの試合を観戦していたのですが、試合後に綿貫のお兄さんが”毎日勉強だな”とポツリとつぶやいたのが非常に印象的でした。その後綿貫が自陣に挨拶にやってきたのですが、その表情は明るく「この後少しポイント練習をしたい」という趣旨のことを言って、なんとさっきまで試合をしていたオコネルのところに練習の交渉に向かったのです。結果やんわり断られてしまったようなのですが(笑)、綿貫との陣営の前向きさが伝わるやりとりでした。

 

オコネルのサインボールの打ち込みのときにスタンドのお客さんと一緒にサインボールをねだってみたり、スピーチで”準優勝だったから陣営にはお礼を言いません”と冗談を言ったりと、敗戦後もユーモアを忘れない綿貫はグッドルーザーだったと思います。相手陣営のコーチにも挨拶に回ったりしていて好青年だなと感じました。