ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

2023年 チーム名鑑②

6.サンチャゴ・ゴンサレス / エデュアルド・ロジェ バセラン

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今年マスターズ1000を2大会を制し、ツアー最終戦であと2勝出来れば年間No.1になる可能性もあったペア。悪くない戦績だったと思いますが、今シーズン限りでの解散が決定しています。

7.マッシモ・ゴンサレス / アンドレス・モルテニ

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今年から本格的に組み始めたアルゼンチンコンビ。今年は共に自身初のマスターズ1000を制し、自己ベストのランキングも更新しました。いいシーズンだったと思いますが、全米以降少し失速した感は否めません。ツアー最終戦の出場権はどうにか逃げ切って獲得したものの、ラウンドロビンで一勝もできずに敗退となってしまいました。来年はトップグループを維持できるか勝負の1年となりそうです。このペアが台頭したことでアルゼンチンはダブルスランキング1位はセバリョスがいますが、普段から組んでいるのは2位と3位のこの二人という捻じれが起こっている状態になりました。オリンピックのダブルスにどのペアを選出するのかも併せて注目です。

8.ナサニエル・ラモンス / ジャクソン・ウィスロー

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今年躍進してきたアメリカペア。共に自己ベストのランキングを更新する1年となりました。ジャパンオープンにも来てくれましたね。オーソドックスなプレーに加えて、アメリカ選手らしいパワーもあるいいダブルスをするチームだと思いますが、ちょっと地味な印象がぬぐえないのも事実。これが国外で地味なのはまだしも、USオープンの中継を見る限り、アメリカ国内でも割と地味な存在なのではないかと思います。同国の選手同士のペアなので当然オリンピック出場も目指したいところですが、ダブルスランキングではクライチェクとラムが上にいますし、シングルスにも強い選手を有しているアメリカがダブルス選手だけで4人を代表にノミネートする可能性は低いことを考えると、このままでは出場は厳しいのが事実だと思います。シーズンの序盤にどれだけ活躍できるかがこのペアにとっては勝負になりそうです。

9.ユーゴ・ニース / ヤン・ジレニンスキ

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今年の全豪オープン準優勝ペア。それ以外にもマスターズ1000ローマを制し、二人にとっては過去最高のシーズンとなりました。既に来シーズンの継続が確定しているチームです。かつてダブルスの名手として知られたフィルステンブルクを共通のコーチに迎え、チームとしてより強固な体制を整えて来シーズンを迎えます。

10.ジェイミー・マレー / マイケル・ビーナス

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今年ツアー4勝を挙げたペア。ただ、優勝したのはすべてATP250の大会で、この二人にしては少し物足りなかった気もします。来季も継続するのかは現状わからないのですが、個人的にはマレーはビーナスほどパワーが無くてもいいので、ショットの精度が高い選手との方が相性がいい印象を受けました(エブデンあたりと組むと強い気がするのですが、エブデンがボパンナとのペアを解消するとは考えにくいのでそれは難しいでしょう)。