マイケル・ビーナス 木下グループジャパンオープンテニス出場表明?
これまで楽天ジャパンオープンだった大会は、今年からスポンサーが変わって木下グループジャパンオープンテニスに改められました。既に公式サイトではシングルスに出場する選手の一部が発表されています。
ダブルスの出場選手がわかるのは例年大会の2週間前あたりなのでまだわからないのですが、世界ランキング27位(8月21日付のランキング)のマイケル・ビーナスがどうやら出場するようなのです。
根拠となるのは↓の記事に書かれているビーナスのコメントです。この記事は9月15,16日に開催されるデビスカップワールドグループⅡプレーオフのニュージーランド代表選手について報じたものです。
この記事によるとビーナスは今回の代表を辞退しているそうです。その理由についてスケジュールの都合と述べており、次のようにコメントしています。
“With how the schedule is this year, I will have been travelling and playing tournaments 18 out of the last 20 weeks before Davis Cup. The week following Davis Cup, I will have four weeks in a row in Asia, followed by another two weeks to finish the year in Europe. I’m almost 36, so I need to try to manage my body and flying to New Zealand for one week in the middle of all that just wouldn’t work.”
注目すべきはデ杯の後アジアで4週間プレーすると述べている点です。今年から中国での大会が再開されるため、アジアツアーは9月20日から開幕する成都オープンと珠海市(チューハイし)選手権からスタートになります。以降は翌週の9月28日から北京オープン、10月4日から上海マスターズ、10月16日からジャパンオープンという4週間が今年のアジアツアーです。ジャパンオープンと同じ週に他のアジアでのATPツアー大会はありません。つまり「4週間アジアでプレーする」ということは、ジャパンオープン出場表明と同義ととらえて良いことになります。
恐らく最終戦出場に向けてジェイミー・マレーとのペアでアジアに乗り込んでくるのでしょう。デ杯をスキップするとはいえ、全米オープンからかなり過密なスケジュールになるので、怪我には気を付けて日本でいいプレーをして欲しいと思います。
ちなみにジャパンオープンが開幕する10月16日はマイケル・ビーナスの36歳の誕生日になります。