ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

S.ウイリアムズ VS 奈良くるみ

2019年 全仏オープン女子シングルス 2回戦

S.ウイリアムズ 6-3 6-1 奈良くるみ

奈良くるみがめっちゃ頑張っていました。久しぶりに試合を観ましたがやっぱりフットワークがいいですね。それから定評のあるバックハンドは女性らしい肩や手首をしなやかに使う強打でかっこよかったです。特に第1セット第6ゲームを苦しい中キープしたのは見事でした。

 

でも要所はセレナのパワーにやっぱり押されてしまいましたね。奈良の腕をへし折るつもりなんじゃないかというような強打がさく裂していました。

 

素人目には序盤で有効に決まっていた中ロブ系のボールを奈良はもっと多用しても良かったのかなと思ったりしたのですが…。

 

 

 

この日は大阪なおみの試合もあり、アザレンカに逆転で勝利しました。この試合は全部をしっかり観ていたわけではなかったのですが、正直第1セットが終わった時点では勝てる感じがしなかったです。本当に良く勝ったと思います。

 

 

さて、このブログは一応男子ダブルスを中心に書いているブログなので、29、30日のダブルスの結果にも少し触れておきたいと思います。

doublesgeek.hatenablog.com

ダブルスは、シングルスと両方出ている選手のスケジュールの兼ね合いで、進行の度合いがまちまちです。まだ初戦が終わってないペアもいれば既に3回戦進出(ベスト16)を決めているペアもいます。

 

以前の記事で本命と予想したクボト / メロが無事に3回戦進出を決めたのでまずは一安心です。3回戦の相手はプッツ / ミドルコープ vs シャルディ / マルタンの勝者です。個人的にはパワーと勢いのあるシャルディ / マルタンが来そうな気がします。もしそうなれば、クボト / メロにとっては最初の山場になると思います。

 

クボト / メロ以外で既に3回戦進出を決めたのは第7シードのブライアン兄弟と第14シードのハーセ / ニールセンです。ニールセンはあまり知られていませんが2012年のウインブルドンの男子ダブルスのチャンピオンです。

 

注目ペアだと思っていたシャポバロフ / ベルダスコのペアは棄権してしまったようですね。alternateで本戦入りしたのはデルボニス / デュランのアルゼンチンペアです。なんとこの二人、1回戦も相手の途中棄権で2回戦進出が決まりました。デュランにとってはこれが全仏オープン初勝利で、2回戦にも勝った場合はキャリア初のグランドスラム16強入りとなります。せっかくだからここまでのラッキーを活かして頑張って欲しいです。

 

同じく注目ペアとみていたマウ / メルツァーは1回戦を快勝で突破しています。マウはシングルスも絶好調なのでコンディションが良いのでしょう。これをキープできれば優勝も視野に入ってくるペアなのではないかと思います。