ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

デビスカップ予選ラウンド

デビスカップの予選ラウンドが終わりました。

 

私はダブルスが好きなので、国としての勝敗も気になりますが、ダブルスがどうだったのかも気になります。

 

きっちり仕事をしたのはコロンビアのカバル/ファラですね。このペアはなんだかずっとコロンビアの要のような印象でしたが、デビスカップの戦績は9勝6敗と意外とこれまで負けることも多かったようです。今回は2勝0敗で回ってきたバトンを受け取ってチームの勝利を決めました。相手のスウェーデンにもリンドステッドという手強いダブルスのスペシャリストがいた中でよく勝ちました。

 

国としては負けてしまいましたが、頑張ったのはオーストリアのメルツァー。以前にもこのブログでメルツァーがデ杯代表に選出されたことを話題にしましたが、その時は故障明けのマラックの代わりに起用されるものと思っていました。いざ蓋を開けてみるとそのマラックとのペアで試合に出ていました。オーストリアのダブルスプレーヤーにはもう一人オズワルドという選手がいるのですが、彼よりランキングの低いメルツァーをあえて起用したところをみると、やはりオーストリアはメルツァーをとても信頼しているのだと思います。前述の通り国としては敗れましたが、マラック38歳、メルツァー37歳の高齢ダブルスはチリのペアに勝利しています。

doublesgeek.hatenablog.com

 

意外だったのはブラジルのメロ/ソアレスの敗退です。これまでのデビスカップの戦績は12勝3敗と強かったのですが、まさかの格下ベルギーペアにストレート負けです。

 

日本のマクラクラン/内山の敗退も意外でした。この試合自体は見られていないのですが、内山があんまり良くなかったみたいですね。ただ日本にはこの二人しかダブルスプレーヤーがいないのも事実なので、なんとか頑張って欲しいと思います。正直なことを言うと内山は東京五輪に向けてダブルスに専念してもよいと思うんですよね。ダブルスだったらメダルを取れる可能性も十分にある気がします。