ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

2022年 慶應チャレンジャー 観戦記⑥

2022年11月13日 女子シングルス決勝

N.L.ハン  7-5 6-0 加藤未唯

 

もう一か月近く経ってしまいましたが、チャレンジャーの観戦記です。

 

第1シードの韓国のハンは左利きの両サイド両手打ちという珍しいプレースタイルの選手。この時点でのランキングは176位でキャリアハイは149位を記録しています。

⇧逆手の両手打ちフォアハンドのハン

⇧フォロースルーでは右手が離れる打ち方です

 

加藤未唯は過去2度ハンと対戦があり、いずれも敗れています。残念ながら今回もリベンジはなりませんでした。

 

第1セットの第5ゲームで加藤はハンのサーブを先にブレークするのですが、直後の第6ゲームでブレークバックを許してしまいます。このゲームから加藤は得意としているキックサーブがシャンクする(当たり損ねる)ことが多くなり、制球に苦しみます。この後加藤は第7、9ゲームとハンのサーブをブレークするのですが、その度に次のゲームをブレークバックされてしまいます。とうとう第11ゲームでハンにサービスキープを許すと続く第12ゲームをブレークされて、第1セットを5-7で落とします。

 

第1セットを非常に嫌な形で落としたことで、第2セットは何か加藤の集中の糸がプツンと切れてしまったようでした。持ち味である躍動感のあるフットワークは影を潜め、ドロップショットを打たれると全く追えない場面も見られました。結果的には第1セット第4ゲーム以降一度もサーブをキープできず0-6でこのセットを落として試合終了となりました。

⇧終始冴えない表情だった加藤

⇧試合終了

⇧試合終了直後の加藤。ちょっと放心気味です。

⇧表彰式の準備を待つ間、談笑する二人。この頃には加藤の表情にも笑顔が戻ってきました。

⇧準優勝のスピーチ。またシングルスを頑張りたいと今後の抱負を語っていました。

⇧表彰式に続いて行われたサイン会。風が強くて寒い日だったので、二人とも大会公式グッズのパーカーを着ていました。

 


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⇧試合のストリーミング配信

 

 
 
 
 
 
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⇧試合後に投稿された加藤のインスタグラム。予選も含めて7試合戦ったということもあって、決勝ではかなりフィジカル的にきつかったみたいです。