ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

2022年 全仏オープン 前半戦を終えて

この記事を書いている時点ではベスト16とベスト8の一部が出揃いました。私が事前に予想したベスト4のペアのうち既に3ペアが敗退(ボレッリ / フォニーニ関しては欠場)しています(笑)。例によって全く予想があたりません。

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トップハーフではラム/ソールズベリーがベスト8入りしています。ペアとしては3回目の全仏ベスト8ですが、この二人はペアとしても個人としても全仏でそれ以上は勝ち上がったことがありません。初のベスト4入りをかけてドディグ / クライチェクのペアと対戦になります。

 

トップハーフでおもしろい存在なのがオマラ / ウィスローのペア。この二人はツォンガ / ガスケのペアの棄権による繰り上がり出場の急造ペアです。まさかの16強入りとなりました。オマラにとってもウィスローにとってもこれは全仏のベストリザルトになります。準々決勝では第4シードグラノイェルス / セバリョスと対戦になります。

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一方、ボトムハーフは激戦を予想していたのですが、連覇を狙うエルベール / マウ、連勝記録更新を狙うクラウィーツ / ミースは1回戦敗退。ゴールデンスラムのかかっていたメクティッチも2回戦で敗退と大物ペアがあっけなく敗退してしまいました。

 

そんな混戦のなかで私が注目するのはグラスプール / ヘリオバーラ組。実はこのペアは去年まではチャレンジャーが主戦場だったペアでチームとしても個人としても全仏出場はこれが初めてになります。それでいきなりのベスト8というのは、このペアが1回戦で下してきたクラウィーツ / ミースと同じ境遇ということになります。これでクラウィーツ / ミース同様初出場で初優勝となったら大変面白い存在です。形の上では1回戦での対戦に勝利し″初出場初優勝バトン”を引き継ぐ形になったので(?)是非活躍して欲しいと思います。初の4強入りをかけて第16シードのボパンナ / ミドルコープと対戦になります。