ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

2020年全仏オープン 男子ダブルス展望

今年の全仏オープン男子ダブルスのドローが発表されました。

www.rolandgarros.com

 

トップハーフの上半分には第1シードのカバル / ファラ、第15シードのメルツァー / ロジェ=バセラン、第11シードのピアース / ビーナス、第5シードのドディグ / ポラセクなどが名を連ねます。このシード勢の中では前哨戦のローマでベスト4、ハンブルグで優勝ピアース / ビーナスが出てきそうです。ただ私が個人的に気になるのはハーセ / ソウザのシングルスプレーヤー同士のペア。シングルスプレーヤーと書きましたが、ハーセはグランドスラムのダブルス決勝を戦たったことがある選手ですし、ソウザもダブルスランキングトップ100に入っている選手ですから、実は二人ともダブルスも結構できる選手です。クレーではストローク力のあるペアの活躍の可能性は高いですし、今年は例年よりサーフェースも遅いらしいので、意外とこのペアにチャンスがありそうな気がします。

 

トップハーフ下半分には、私が個人的に応援している昨年準優勝のシャルディ / マルタンがいます。このペアは順当に勝ち上がれば3回戦でラム / ソールズベリー、準々決勝でパビッチ / ソアレスと対戦になります。ラム / ソールズベリーとは昨年も対戦しストレートで勝利していますし、このペアには勝てるのではないかとふんでいます。一方でパビッチ / ソアレスを突破するのは正直厳しいのではないかと思います。ただそれでも私はこのペアに勝って欲しいので、願望込みでシャルディ / マルタンを推したいと思います。

 

ボトムハーフ上半分には2018年優勝のエルベール / マウがいます。順当に行けばもちろんこのペアなのですが、今年は一緒に組んだ試合数も少ないので正直どうなるかわかりません。このペアよりもノーシードのソック / ポスピショルの方が私は気になります。この二人も久しぶりにペアを組みますが、コンビネーションというより個として地力で勝負するこのペアの方がブランクが問題にならない気がします。

 

ボトムハーフ下半分にはディフェンディングチャンピオンのクラウィーツ / ミースがいますが、このペアより第2シードのグラノイェルス / ゼバリョスの方が有望でしょう。一回戦からクエリー / ジョンソンというタフドローというのが少し気になりますが、勝ち上がってくるのはこのペアだと思います。

 

今大会の私の予想は優勝シャルディ / マルタン、準優勝グラノイェルス / ゼバリョス、ベスト4ハーセ / ソウザ、ソック / ポスピショルです。シャルディ / マルタンは願望込みです(笑)。恐らく本命はグラノイェルス / ゼバリョスだと思いますが…。