東京五輪 新たな内定ペアの発表
東京五輪のテニス開幕まで1カ月を切りました。各国のテニス協会にはもう時国がノミネートした選手の内定が通知されているらしく、誰が出場するのか報道されつつあります。私が見つけたものをピックアップしてみました。
前回の記事でセバリョスはマッシモ・ゴンサレスと組むという予想をしていたのですが、その予想が外れました。↓の記事によるとセバリョス自身もゴンサレスと組むつもりでいたようですが、ゴンサレスの側にオリンピックの出場の意向が無かったようです。そのため、ゴンサレスに次いでダブルスランキング国内3位のモルテニに声をかけたようですね。モルテニとゴンサレスは過去に3大会でペアを組んだことがあり、その内2大会で優勝と勝率は高いペアです。
A.マレー / ソールズベリー(イギリス)
こちらも予想外のペアでした。私はアンディ・マレーの兄、ジェイミーがソールズベリーと組むものと思っていましたが、蓋を開けてみると出るのはアンディの方でした。
オリンピックのシングルスでは2大会連続で金メダルのマレーですが、実はダブルスは2大会連続で初戦で負けています。過去最高成績も北京大会の2回戦敗退というもので、お世辞にも五輪でのダブルスの戦績が良いとは言えません。とはいえ、ジャパンオープンをはじめ、マレーはダブルスのツアータイトルも獲っている選手ですから、決してダブルスが苦手なわけではないはずです。
パートナーのソールズベリーはこれが初のオリンピック出場で、アンディ・マレーと組むのもこれが初めてのはずです。両選手とも金メダルを獲れるポテンシャルはあると思います。あとはコンビネーションが上手くいくかでしょう。
マレー / ソールズベリーとともに出場が発表されたもう一組のイギリスペアです。マレー組に比べると地味な印象が否めませんが、実はマスターズ2大会で決勝に進出している実力のあるペアです。
リオ五輪に続けて2大会連続で出場が決まったペアです。前回大会では1回戦で敗れています。パワーのビーナスとテクニックのダニエルという組み合わせとしては面白いペアだと思います。
メロ / ソアレス(ブラジル)
ロンドン、リオに続く3度目のオリンピック出場になります。過去2回はいずれも準々決勝で銀メダルを獲得したペアに敗れています。3度目の正直となるでしょうか。
🇧🇷 BRASIL EM TÓQUIO!
— Rio Open (@RioOpenOficial) 2021年6月24日
Thiago Monteiro e João Menezes estão classificados para os Jogos Olímpicos de Tóquio em simples, enquanto os mineiros Marcelo Melo e Bruno Soares representarão o país nas duplas. pic.twitter.com/mZgmV2beS8
これで内定が出ているペアで明らかになったのは9組になりました。