ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

オリンピック ダブルスの出場資格 訂正版

今回は訂正記事になります。以前オリンピックのダブルスの出場資格について書いた記事を出しましたが、改めて調べてみたところ、その内容に誤りがありました。

doublesgeek.hatenablog.com

 

↑の記事においてオリンピックの出場資格を得るためにはデ杯への出場が必要であると書きましたが、どうやらそれはシングルスの出場資格に限った話のようです。

event.itftennis.com

↑のITFの記事によればダブルスは32組の出場枠があり、この内1組分はホスト国のペアに割り当てられます(東京五輪ではマクラクラン / 錦織がこれに該当することになります)。残りの出場権ですが、確定しているのは6月14日時点のダブルスランキングでトップ10に入っている選手です。この選手達は同国の選手で300位以内(シングルスランキングでもダブルスランキングでも良い)の選手とペアを組んで出場することが出来ます。

 

ただし、これらの条件はいずれもその選手が自国からノミネートされている場合に限られます。各国がノミネートできるのは単複併せて6人までなので、シングルスの選手でノミネート枠が埋まってしまっていた場合にはダブルスのランキングが高くても出場権が得られないことになります。また、各国から出場出来るペアは2組が上限です。

 

各国が誰をノミネートしているのかはわかならないのですが、出場権を獲得できる現時点のダブルスランキングトップ10の選手はいずれもメダルが狙える選手達ですからノミネーションから漏れていることは考えにくいと思います。ちなみにそのトップ10は下記の通りです。

  1. マテ・パビッチ
  2. ニコラ・メクティッチ
  3. ニコラ・マウ
  4. ロベルト・ファラ
  5. ファン・セバスチャン・カバル
  6. オラシオ・セバリョス
  7. ピエール・ユーグ・エルベール
  8. イバン・ドディグ
  9. フィリップ・ポラセク
  10. ジョー・ソールズベリー

そしてこれらの選手がどんなペアで出るかというと概ね下記のようになるのではないかと予想しています。

31枠の残りがどうなるのかは情報が無いのですが、恐らく通常のツアーと同じくエントリーしているランキングの上から順に入っていく形になるのではないかと思います。6月の下旬にはエントリーリストが出るらしいのでそれを楽しみに待ちたいと思います。