ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

ウォズニアッキのヒッティングパートナーが引退

先週ポーランドのチャレンジャーでマイケル・プラジズニーという選手が引退しました。

 

馴染みのない選手かと思いますが、実はこの人、2014年の楽天ジャパンオープンのダブルスのチャンピオンです。この時のパートナーは今やダブルスの名手として知られるエルベールでした。当時はエルベールも全くの無名選手で、エルベール / プラジズニーのペアは予選から出場し予選決勝で敗れたのですが、本戦にエントリーしていたモンフィス / ツォンガのペアが棄権したので運よくラッキールーザーで本戦入りが叶いました。

 

実はこの当時私は有明の会場にいたのです。ツォンガ / モンフィスの大型ペアがよく知らない二人組に代わってしまったので、随分がっかりしたのを覚えています(笑)

 

エルベールにとってもプラジズニーにとってもこの優勝がツアー初タイトルでした。プラジズニーとってはキャリアを通じて唯一のツアータイトルでもあります。

 

さて、表題にも書きましたが実はこのプラジズニーという選手、女子のキャロライン・ウォズニアッキのヒッティングパートナーでもあるのです。いつから契約していたのかはわからないのですが、下位の選手とはいえ一応現役の選手がヒッティングパートナーを務めることがあるのを初めて知りました。

 

少し前に↓の記事が出ましたが、やはり下部ツアーの選手は生活が厳しいのでしょうね。プラジズニーも選手としての賞金だけでは食べていけないのでヒッティングパートナーを兼業していたのでしょう。

headlines.yahoo.co.jp

 

ウォズニアッキと言えば最近結婚してプライベートが絶好調の選手です。残念ながら試合の方は昨年の全豪以降タイトルがないのですが、まだまだ活躍の機会はある選手でしょう。彼女が活躍しているのを見たら、是非プラジズニーのことも思い出してあげて下さい。