サーブでオーストラリアを支援
既に報道されている通り、オーストラリアの森林火災が深刻な被害をもたらしています。
こうした状況を受けて、上の記事にも書かれていますが、オーストラリアのキリオスが夏季の大会でエースを一本打つたびに200豪ドルの寄付をすると発表しました。
I’m kicking off the support for those affected by the fires. I’ll be donating $200 per ace that I hit across all the events I play this summer. #MoreToCome #StayTuned
— Nicholas Kyrgios (@NickKyrgios) 2020年1月2日
200豪ドルは日本円にしておよそ1万5千円ぐらいのようです。昨年のATPの統計によるとキリオスは1試合平均約16本のサービスエースを取っているので、1試合につき約24万円の寄付が見込まれるということになります。これはもう頑張って勝ち上がりたくさん試合をしてもらわなくてはいけません。キリオスはツイッターで他の選手にもこういった試みに参加するように呼び掛けています。
ただ、みんながみんなキリオスのようにバンバンエースが取れるわけではないのも事実です。キリオスのツイッターに呼応したデミノーは“キリオスほどエースが打てないだろうから”という理由で、エース1本につきキリオスより単価の高い250ドル(約1万9千円)の寄付を表明しました。(ただ、デミノーは前哨戦を怪我で欠場になってしまいました。本番の全豪は大丈夫なのでしょうか。)
I like this I will go $250 per ace, just because I don’t think I’ll be hitting as many aces as you mate. 😂😂😂 #dropthehammer https://t.co/SxMPs3XQud
— alex de minaur (@alexdeminaur) 2020年1月2日
もっとユニークな寄付を表明したのはベンチッチでダブルフォルト一つにつき200ドルの寄付を発表しています。
Donating for every doublefault in the next tournaments:)) @AdelaideTennis @AustralianOpen Will you join @AlexZverev ? 😅 pic.twitter.com/HsWx3SpwZ7
— Belinda Bencic (@BelindaBencic) 2020年1月8日
ただ、全豪オープンの会場も煙による直接的な被害を被っているようです。本日はこんな報道もされていました。無事に大会が進められるか心配です。