現在、ATPのサイトで2020年のダブルスチーム人気投票が行われています(こちら)。投票の対象となるのはチームレースランキング1位~25位までのペアで、投票できるのは一人につき1ペアのみ。締め切りは12月11日までとなっています。
今年1年の記録的な意味も含めて、当ブログではこの投票の対象になっている25ペアの紹介をしたいと思います。流石に一度に25ペア全てやると長いので何回かに分けたいと思います。オタクの趣味にお付き合い頂ける方は読んでいって下さい(笑)。
1.マテ・パビッチ / ブルーノ・ソアレス
今年の年間1位のペア。USオープン優勝、全仏オープン準優勝、マスターズパリ準優勝とツアー再開後に強かったペア。正直昨年はパッとしなかったペアなのでこの戦績は予想外でしたが、ソアレスファンの私としては嬉しい驚きでした。ソアレスのサービスゲームがもう少し楽にキープできるようになるともっと強くなるペアだと思います。
2. ラジーブ・ラム / ジョー・ソールズベリー
パビッチ / ソアレスと最後まで年間1位を争ったペア。今年は全豪オープン以外のタイトルは無かったものの、全米、シンシナティ、ツアーファイナルズでベスト4に入っており、特にハードコートで強かったペア。速いサーフェースの方が得意な二人だと思うので、来シーズンはグラスコートでの飛躍も期待したいところ。
3.ウェズリー・クールホフ / ニコラ・メクティッチ
今年から組み始めた共に89年生まれの同い年ペア。先のツアーファイナルズでペアとして初タイトルを獲得しました。二人とも突出した武器はないものの、オールラウンドにどんなプレーもできる選手なので、来年はどのグランドスラムでも活躍が期待できそうです。
4.ケビン・クラウィーツ / アンドレアス・ミース
誰も予想していなかった全仏オープン2連覇を達成した”チーム ローランギャロス“とでも言うべきペア。正直昨年の成績はフロックだと思っていましたが、今年の活躍でもうトップチームの一員とみなすべきペアとなったと思います。戦術的には昨年やってなかったサーブ&ステイバックを混ぜるようになったことにも注目したいと思います。
5.ユルゲン・メルツァー / エドアルド・ロジェ=バセラン
ギリギリのところでツアーファイナルズの出場権を獲得し、さらにそこで決勝まで勝ち上がったことで最終ランキングを5位まで押し上げてきたペア。残念ながらメルツァーが来シーズン中に引退することを表明しているため、チームとしての活躍は恐らくこれで見納めのペア。