ダブルスファンの雑記

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楽天ジャパンオープン2022  シングルス出場選手発表

楽天ジャパンオープン2022のシングルスの出場選手が発表されました。

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予想はしていましたが、やっぱりちょっと寂しいエントリーリストになりましたね。やっぱりマスターズ1000上海が後ろに控えていないジャパンオープンは遠征先としては魅力に乏しいということなのだと思います。また、北米とオーストラリアの選手が多く、逆にヨーロッパの選手が例年に比べて少ない気がします。特に差を感じるのはフランス勢ですね。例年たくさん来てくれていたのですが、今年はまさかの0人です。

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参考までに同週開催のアスタナオープンのエントリーリストです。

うーん、正直結構持ってかれたなという感じがします。ジャパンオープンよりだいぶ豪華なラインナップです。ジャパンオープンの本選カットオフが83位なのに対し、アスタナオープンのカットオフは39位ですから、全体的な選手層としても上位の選手が割とカザフスタンに流れてしまったのがわかります。ちなみにジャパンオープンの前週に開催されるATP250の3大会の本選カットオフはそれぞれ、テル・アビブが67位、ソフィアが80位、ソウルが82位ですから今年のジャパンオープンは選手のランキングとしては大会のグレードとしては一つ下のATP250と変わらないということになります。

 

ただそうは言ってもキリオス、デミノー、シャポバロフといった人気選手が来てくれるのは嬉しいところです。個人的にはエバンスが来てくれるのが嬉しかったりします。

 

ダブルスはどうなるでしょうかね…。ジャパンオープンのAlternatesにはパーセルの名前があります。アスタナオープンの方には名前がないので、シングルスに出られるかどうかは別として恐らく日本に来てくれる意向があるのではないかと思います。出るならば十中八九エブデン / パーセルのペアでダブルスでしょうから、これは楽しみです。あとコキナキスとキリオスがともにシングルスのエントリーリストにいますから、この二人もほぼ間違いなくダブルスにも出てくるでしょう。それにヨーランソン / マクラクランワイルドカードで出場することになると思います。ワイルドカードはもう1枠あり、例年は内山靖崇と誰かのペアだったのでした。恐らくこれにはデ杯のダブルス要員である内山を育てたいという意図があったのだと思いますが、ここ数年のデ杯で結果を残せていないところ見るともうワイルドカードは彼には出ない気がします。内山に代わる日本のダブルス要員として次点で期待されているのは上杉海斗だと思うので、私はワイルドカードのもう1枠は松井俊英 / 上杉海斗のペアではないかと予想しています。

 

現時点で予想できるのはこの4ペアぐらいでしょうか。ダブルスのエントリー締め切りは9月の3週目までだと思うので、来週末には恐らくエントリーリストが出るのではないかと思います。