ダブルスファンの雑記

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2022年 全豪オープン 男子ダブルス優勝予想

今年の全豪はすっかりジョコビッチ騒動でもちきりとなってしまいました。おかげで元々日の当たらないダブルスへの注目度はますます低いわけですが、今回も優勝予想をやっていきたいと思います。

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男子ダブルスのドローですが、第1シードは昨年圧倒的な力を見せつけたメクティッチ/パビッチのペアです。このペアは今年は前哨戦には出ていないので、これが今季の初試合となります。このペアにとって最初の関門となりそうなのが2回戦で当たるキリオス / コキナキスのペア。地元の声援がバックにあることに加え、コキナキスは先週の大会で悲願のツアー初タイトルを獲得し勢いに乗っています。今年まだ試合数をこなしていないメクティッチ / パビッチにとっては勢いで押してこられると厳しい相手なのではないでしょうか。

 

メクティッチ / パビッチの次なる関門となりそうなのが、準決勝であたる第5シードのピアース / ポラセクのペア。正直に言うと私はこのペアが今大会の本命とみています。前哨戦も優勝していますし、安定感、実績ともに十分です。ピアースが地元オーストラリアの選手なのもプラス要素でしょう。十分にメクティッチ / パビッチを倒しうる存在なのではないかと思います。

 

ボトムハーフについては過去2年連続で決勝まで進んでいる第2シードのラム / ソールズベリーが一歩リードという印象です。このペアの決勝進出をどのペアが阻むかというのに注目しています。

 

前哨戦の結果だけ考えれば今年から組み始めた第10シードのクールホフ / スクプスキのペアに勢いがあります。何しろ前哨戦2大会出て2大会とも優勝しており、8戦全勝で全豪を迎えます。ただ、個人的な願望としては第7シードのマウ / マルタンのペアに勝ち上がって欲しいと思っています。いまひとつフランス勢の中で脚光を浴びないマルタンに活躍して欲しいのです。今回は実力者のマウとペアを組めるとあって大きなチャンスです。マルタンの1stサーブの確率が高ければワンチャンあるんじゃないかと期待しています。不気味な存在感を放つのが2015年の男子ダブルスを制したボレッリ / フォニーニのペア。今大会はノーシードですが、もちろん実力のある二人ですし、前哨戦でも準優勝していますから調子は良さそうです。シングルスにも出ているフォニーニがそっちで疲労してしまわなければ面白い存在になりそうです。このペアは勝ち進んだ場合は準々決勝でラム / ソールズベリーと対戦になります。

 

以上を踏まえた私の予想は以下の通りです。

  • 優勝:ピアース / ポラセク
  • 準優勝:ラム / ソールズベリー
  • ベスト4:メクティッチ / パビッチ マウ / マルタン