ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

2021年 チーム名鑑③

11. ティム・プッツ / マイケル・ビーナス 

ウインブルドンの前哨戦のハレから組んでいるペア。出場9大会の内2大会で優勝。その2大会もATP500のハンブルグマスターズ1000のパリという大きなタイトルでした。グランドスラムウインブルドンもUSオープンも1回戦で負けてしまったので、来年はグランドスラムでの活躍が欲しいペアです。

 

12. アリエル・ベハル / ゴンサロ・エスコバル

ウクライナエクアドルの南米ペア。今年はこのペアで30大会出ており、これは今年のレースランキングトップ100の中では最も出場大会数の多いペアでした。ベハルが前でネットプレー、エスコバルが後ろでストロークという陣形を得意としています。今年は年始のデルレイビーチで優勝。二人のどちらにとってもこれがツアー初タイトルとなりました。ランキングも二人揃って自己ベストを更新し、良いこと尽くめの一年だったと思います。来年のさらなる躍進に期待のかかるペアです。

 

13. サンダール・ジレ / ヨハン・ブリーゲン

去年もレースランキング13位だったペア。今年も同じランキングでフィニッシュとなりました。ただ、個人としては二人とも昨年に続き自己ベストランキングを更新し、着々と力をつけています。

 

14. トミスラブ・ブキッチ / ニコラ・カシッチ

ブエノスアイレスの大会でタイトルを獲得しており、ブキッチにとってはキャリア初のタイトルとなりました。この二人も今年は自己ベストのランキングを更新しており、非常に充実したシーズンだったと思います。ただ、ブエノスアイレス以外にも実は3つのツアー大会で決勝に進出しており、全て決勝で負けてしまったのも事実。この3つで優勝していたらランキングももっと上がったはずなので、ちょっともったいないシーズンでもありました。勝負強さを身に着けて来シーズンの躍進に期待したいところです。

 

15. レーヴン・クラーセン / マクラクラン勉

ATP500のワシントンの優勝は見事ですが、それ以外にはほとんど活躍らしい活躍が無かったのも事実。特にこれまでファイナルズの常連だったクラーセンにとってはこのランキングはかなり物足りないもののような気がします。今季限りで解散なのではないかと思っていたのですが、来年の全豪にはこのペアでエントリーしているのでどうやら継続のようです。