44歳のエルリック
テカウ、ストーサーとベテラン達が相次いで引退表明をしてしまうなか、イスラエルのジョナサン・エルリックは頑張り続けています。時々このブログでも名前を出していますが、エルリックは44歳の大ベテランの選手です。
2008年全豪オープンの男子ダブルスで優勝。過去最高は8位を記録した実力者で、ロンドンオリンピックのダブルスではフェデラー / ワウリンカのペアを下したという実績もあります。現在は全盛期の力こそありませんが、今年もツアー3大会で決勝進出、しかもそのうちの１つは優勝しています。シーズン終了時のダブルスランキングは63位でのフィニッシュでした。未だに十分ツアーで戦える実力の持ち主です。
流石に年齢が年齢なので、毎年来年も続けてくれるか不安になるのですが、USオープン終了後に書かれた↓の記事を読むとまだまだ続けてくれそうで一安心です。
この記事にはエルリックと長年にわたってペアを組んでいた同じイスラエルのアンディ・ラムのことも書かれています。ラムは既に現役を引退しており、一時はエルリックのコーチに就任していました。その後のコーチの契約も解消してしまったので、二人の関係性はどうなったのか心配していたのですが、未だに良好な関係のようです。なんとラムはアイスクリーム屋のオーナーになっていたのですね。テニス関係の仕事をしていないのは意外でした。記事によるとエルリックはラムのお店の最初のお客さんになったそうですが、“あの野郎は値引きはしてくれなかった”らしいです（笑）。
