ストーサー、”全豪に出るのはこれで最後だと思う”
オーストラリアのレジェンド、サマンサ・ストーサーが地元メディアのインタビューに対し、来年の全豪がキャリアの最後の全豪になるという趣旨の発言をしていたようです。事実上の引退表明と捉えて良い発言なのではないかと思います。「全豪で引退」というわけではないようなのですが、下のリンクの記事によると全豪以降の大会の出場は未定のようです。
大きくランキングを落としてしまったシングルスはともかく、ダブルスでは今年のUSオープンで優勝してしまうぐらいまだ強いのでもったいない気がするのですが…。ウインブルドンを制すればキャリアグランドスラムを達成できますし、プレーを続ければその可能性も十分あるとは思うのですが、そこは今の彼女のプライオリティではないということなのでしょう。
引退の理由については明言されていません。記事の中では膝が少し痛むということが書いてありますが、今年のファイナルズを戦えているぐらいですから、そこはそれほど大きな問題ではないのではないかと思います。
これは私の推測なのですが、引退の大きな理由は昨年生まれた子供なのではないかと思います。まだ1歳の小さな子供が家にいる状態で、パンデミックが続く中を旅して周ることになるツアー生活は不安も負担も大きいという判断があったのではないでしょうか。
