ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

全豪オープン2021 男子ダブルス優勝予想

全豪オープンのドローが発表されました。開幕前はいろいろゴタゴタしましたが、ひとまず無事に開幕しました。あとは大会期間中にコロナの感染が広がらないことを祈るばかりです。

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さて、ダブルスのドロー(PDF版はこちら)ですが、上位勢に関してはトップハーフには以前から組んでいたペア、ボトムハーフには新規に組み始めたペアが多くなった印象です。コロナの影響で恐らく新規に組みだしたペアは基本的にはあまり一緒に練習できていないと思うので、今年は前から継続して組んでいるペアか、新規であっても練習拠点が同じペアが上がってくると思われます。

 

トップハーフには上から順に、第1シードのカバル / ファラ、そのペアを下して前哨戦を制した第6シードのマレー/ソアレス、安定して強い第3シードのグラノイェルス / セバリョス、ディフェンディングチャンピオンで第5シードのラム / ソールズベリーが名を連ねます。

 

下位シードにも、前哨戦準優勝のシャルディ / マルタン(12シード)、地元の期待の大きいピアース / ビーナス(10シード)など存在感のあるペアがいます。シード勢同士は3回戦で初めて顔を合わせるので順当に行けばシャルディ / マルタンがマレー / ソアレス、ピアース / ビーナスがラム / ソールズベリーとそれぞれ3回戦で対戦することになります。どのペアも実力と安定感があるのでどれが勝ち上がってくるか本当にわかりません。

 

忘れてはならないのがボパンナ / マクラクランのペアです。(当初の予定ではマクラクランはクラーセンと組むことになっていましたが、クラーセンは欠場のようですね。)ボパンナは昨年の全豪では内山靖崇と組んでいたので2年続けての日本人選手とのペアです。新規のペアではありますが、ボパンナはリターンの良い選手なのでマクラクランと相性が良いのではないかと期待しています。

*追記:この記事を書いている最中に負けてしまいました(泣)

 

ボトムハーフは上から順に、第7シードのメロ / テカウ、第4シードのクールホフ / クボト、第8シードのエルベール / マウ、第2シードのメクティッチ / パビッチがいます。この内、エルベール / マウを除いた3ペアは今年から組み始めたペアになります。特に注目はメクティッチ / パビッチです。新規のペアではありますが、調べてみると練習拠点は二人ともバハマのフリーポートというところにあるようなので、オフに一緒に練習できていたのではないかと思います。前哨戦2大会を連続で制し、現在8連勝中です。強いペアになるだろうと思っていましたがこれほどとは思いませんでした。パビッチは2018年にマラックと組んでいたときも前哨戦からの連勝で全豪を制していますが、今回もそうなる可能性が十分にあります。順当に行けば準々決勝でエルベール / マウと対戦になってしまうタフドローですが、今の勢いから考えるとメクティッチ / パビッチが来そうな気がします。

 

下位シードでの注目は第9シードのドディグ / ポラセクです。前哨戦はベスト4と準優勝とまずまずの戦績です。順当に行けばこのペアは3回戦でメロ / テカウ、準々決勝でクールホフ / クボトと当たりますが、どちらもまだ結成間もないペアなので、安定しているこのペアがどちらも突破してベスト4に来そうな気がしています。

 

総じて私の予想は以下の通りです。

  • 優勝:マレー / ソアレス
  • 準優勝:メクティッチ / パビッチ
  • ベスト4:グラノイェルス / セバリョス、ドディグ / ポラセク

マレー / ソアレスの優勝予想はソアレスファンの私の願望込みです。メクティッチ / パビッチは確かに強いですが、このまま優勝だとあまりにつまらないので(笑)。マレーとソアレスはせっかく再結成したのでもう1回このチームでグランドスラムタイトルを獲るところが観たいです。

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