カルロビッチが41歳でマッチ勝利
現在開催されているデルレイビーチオープンで”大先生”ことカルロビッチがアンドゥハルを下して初戦を突破しました。既に多く報道されている通り、この試合での勝利は1995年にコナーズが達成した42歳9か月に次いで、2番目に年長のATPツアーでのマッチ勝利ということになります。
カルロビッチは1979年2月28日生まれなので、コナーズの記録を抜くためには来年の今頃にも勝たなくてはいけないということになります。なんだかこの人なら普通にやってくれそうな気がしますね(笑)。ATPの記事によれば、カルロビッチにとってテニスはもう自身のプライオリティの1位では無いとのことですが、ファンとしてはできるだけ長く活躍して欲しいと思います。
今回のカルロビッチの勝利に対し、クロアチアの元エースにして、現フェデラーのコーチのルビチッチも祝福のツイートをしています。このツイートで出てくるダブルスの勝利というのは二人が(恐らくワイルドカードで)出場したクロアチアオープンでのマッチ勝利で、この勝利はカルロビッチにとってもルビチッチにとっても初のツアーレベルでのマッチ勝利でした。
26 years ago (1995) @ivokarlovic and I won doubles match on Atp Tour in Umag.... Ivo still winning on that same tour.... Legend
— Ivan Ljubicic (@theljubicic) 2021年1月9日
カルロビッチのダブルスでのツアー初勝利は上述の通りなのですが、シングルスでは2002年のインドのタタオープンでの勝利がツアー初勝利ということのようです。
最後に、この試合で負けてしまった方のアンドゥハルについてこんなツイートを見つけました。試合中にノットアップだった(2バウンドでボールを取った)ことを自ら認めたポイントがあったようです。ノットアップだったかどうかは意外と判断がつきにくいものだと思うのですが、素晴らしいスポーツマンシップですね。
Cool show of sportsmanship from Pablo Andujar.
— Blair Henley (@BlairHenley) 2021年1月9日
Didn't reach a short ball before the second bounce. "Not up" was not called. Andujar conceded the point to Karlovic anyway. 👏#DBOpen