ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

全豪オープン2020  男子ダブルス展望

既に1回戦が(一部は2回戦も)終わってしまったので後出し感が否めないですが…今年の全豪の男子ダブルスの展望予想をしてみたいと思います。

 

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当初発表されていたエントリーリストでは第1シードはカバル / ファラでしたが、ファラが欠場になり早くもこのペアでの3大会連続グランドスラム優勝の夢はついえてしまいました。このペアは前哨戦も欠場していましたが、その時はカバルの体調不良で欠場していました。これはもしかするとカバルがファラになにかうつしてしまったのではないのかと(笑)元気になったらしいカバルはスペインのムナールとペアを組んで出場しています。これまでこの二人でペアを組んだことはありません。先日1回戦をフルセットで勝利し、次戦でブライアン兄弟と当たります。正直ここを突破しても次のドディグ/ポラセクは厳しいのではないかと思います。

 

カバル / ファラの欠場で第1シードになったのはディフェンディングチャンピオンエルベール / マウでしたがまさかの初戦敗退です。これには驚きました。正直このペアが優勝候補の筆頭だと思っていたのですが…。エルベール / マウの敗退によりドローの上で大きくチャンスが広がったのが第15シードのゴンサレス / マルタンです。 以前このブログで取り上げましたが、ゴンサレス / マルタンは前哨戦のアデレート国際で錚々たるメンバーを下して優勝し勢いのある印象です。期待も込めてベスト4まで勝ち上がると予想します。

 

その他にトップハーフでチャンスがありそうなのが第14シードのマレー / スクプスキです。順当に行けば3回戦で当たるはずだったクラウィーツ / ミースが既に敗れているため準々決勝まで格上との対戦はありません。その準々決勝で当たる可能性の高いのは第5シードのクーホフ / メクティッチ、もしくは第10シードのパビッチ /  ソアレスです。クーホフ / メクティッチはグランドスラムの実績に関してはそれほどあるペアではありませんし、パビッチ / ソアレスもあまりコンスタントな成績のペアではないので、どちらのペアが来ても対戦したらマレー / スクプスキの方が有利な気がします。

 

ボトムハーフで最大の有望株は第4シードのドディグ / ポラセクだと思います。昨年の戦績も安定していますし、前哨戦も準優勝と好調です。既に16強入りしており、私はこのペアが今大会優勝ではないかと思います。ちなみに2013年に一度引退しているポラセクにとっては今大会は7年ぶりの全豪で、ベスト16は自己ベストタイの記録となっています。(↓今回のアイキャッチはポラセクのインスタから頂きました)

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優勝予想はドディグ / ポラセクですが、ボトムハーフで今回無視できないのがワイルドカードから16強入りを決めているパーセル / サビルのペアです。このペア実は昨年の慶応チャレンジャーの準優勝ペアです。今大会は2回戦でロジェ / テカウに勝利する大金星をあげて16強入りしています。チャレンジャーレベルからの大躍進です。生で試合を観たことのあるペアなので勝ち上がってくると嬉しいです。昨年の全仏オープンでのクラウィーツ / ミースのような例もありますし、いきなり活躍する可能性もゼロではないでしょう。

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 以上の予想をまとめるとこんな感じです。

例年全く当たらない私の予想です(笑)今回は当たりますように。