ジャパンオープンと北京オープンの賞金額
ジャパンオープンに出場した選手たちがどれくらいの賞金をもらっているか御存知でしょうか。私は正直良く知らなかったので調べてみました。一応ダブルスをメインにしたブログなのでここに書かれているのはダブルスの一人あたりの賞金額です(つまり、この額がペアの各選手それぞれに支払われます)。日本円への換算は、WOWOWにならい1ドル=107円で計算しています。
以下がジャパンオープンの各ラウンドの賞金額です。
- 1回戦 4000ドル(約42万8000円)
- 2回戦 7750ドル(約82万9250円)
- 準決勝 15095ドル(約161万5165円)
- 準優勝 30100ドル(約322万200円)
- 優勝 61500ドル(約658万500円)
ちなみに予選には賞金が支払われません。Twitterで西岡がダブルスの本戦ワイルドカードをもらえるはずだったのが予選に回ってしまったことをツイートしていましたが、賞金の面から言えばいきなり「あなたに支払う予定だった40万、やっぱ無しで」と言われたのと同じことが起こったと言えます(この件に関しては、西岡はお金のことではなく本来試合が無いはずの日に急に試合を入れられたことを怒っていたようですが)。ちなみに西岡はダブルスは予選で負けてしまったので、今大会はダブルスに関しては賞金を得られていません。
今日はセンターコート三試合目にダブルスです。松井さんと組んで頂きます。応援よろしくお願いします!!
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) September 28, 2019
ちなみに昨日のツイートですが、そもそもダブルスは本戦の予定でしたので、そのように動いていたのが昨日の夜に予選と言われたので困った、という事です。
ダブルスはとても楽しみです!!
ジャパンオープンと同じ週には北京でチャイナオープンが開催されています。こちらの賞金額はジャパンオープンより高いことで知られていますが、以下がチャイナオープンの各ラウンドの賞金額です。
チャイナオープン
- 1回戦 7250ドル(約77万5750円)
- 2回戦 14370ドル(約153万7590円)
- 準決勝 28005ドル(約299万6535円)
- 準優勝 55830ドル(約597万3810円)
- 優勝 114055ドル(約1120万3885円)
1回戦だけで日本円にして30万以上の差があります。ラウンドが進むごとにこの差は広がっていき、優勝賞金に関しては500万近く違う額です。そりゃみんな北京に行ってしまうわけで(T_T)
テニス選手はアスリートでもありますが、ビジネスでもあるわけですから、ジャパンオープンはチャイナオープンと比べて労働条件が悪いという見方もできるわけです。そんな中でも日本に来てくれた選手には一ファンとして本当に礼を尽くさなければなと思います。
↑ソアレスは今年で5年連続ジャパンオープンに来てくれました。彼ほど実力があれば北京に出たらもっと稼げたと思うのですが…。こちらは今年のジャパンオープンで負けてしまった後のインスタグラムです。例年来てくれる彼にはこちらも感謝しかありません。