D.シャラン / A.シタック vs L.バンブリッジ / B.マクラクラン
2019.10.1 楽天ジャパンオープン ダブルス1回戦
シャラン / シタック 6-2 6-3 バンブリッジ / マクラクラン
以前に投稿した『楽天ジャパンオープン ダブルス出場選手』の記事の中でシャランについて“あまりパワーはありませんが回転量の多いサーブを打つのが特徴の選手”と書きました。訂正します(笑)今日の試合を観たら結構パワーのあるサーブも打っていました(笑)私も適当なことを書いたわけではなくて、去年のジャパンオープンの試合を観たうえで書いていたのですが、去年に比べて格段に威力のあるサーブを打っていたと思います。
今日は完全にシャランとシタックの日だったと思います。シャランとシタックが自分達のサービスゲームで失ったポイントは第1セットが3ポイント、第2セットが6ポイントでした（それでも一応ブレークポイントがあったのが凄いですが）。
しかもリターンも良かったですね。特にシャランのリターンが良かったと思います。第1セットも第2セットも最後のポイントはシャランのバックのリターンエースでしたが、どちらも測ったようなリターンでした。マクラクランとバンブリッジはサーブを軸にしたプレーの選手ですから、そのサーブを押さえられたことで上手く自分達の流れを作れなくなってしまった部分はあったんだと思います。
残念ながらマクラクランのジャパンオープン3連覇はなりませんでした。マクラクランはこれからしばらくバンブリッジとペアを組むようですが、個人的にはバンブリッジほどサーブは強くなくても良いのでもう少しリターンの良い選手の方がマクラクランが苦手なリターンを補えるので、ペアを組むには合っている気がします。次の上海で組む予定のロジェ＝バセランはその点で良いパートナーだと思うので注目したいと思います。
勝ったシャラン / シタックは本日の2回戦でマウ / ロジェ＝バセランのペアと対戦になります。両ペアは昨年に一度対戦があり、その時はマウ / ロジェ＝バセランが7-5 7-6で勝利しています。実はこの試合もセンターコートに組まれています。開催国の選手でない、しかも予選上がりのペアが初戦と2回戦を続けてセンターコートというのは非常にレアケースでしょう。このままこのペアが勝ち上がると初戦から全てセンターコートで試合ということもあり得ます。
↓アイキャッチはシタックのインスタから。写真はこの試合のものではなく、予選決勝のときのものです。
