ダブルスファンの雑記

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フェリシアーノ・ロペスの八百長はたぶん白、その根拠は…

スペインのフェリシアーノ・ロペスが2017年のウインブルドン八百長に関与した疑いがあるとのニュースが報じられています。

www.afpbb.com

この記事によるとフェリシアーノ・ロペスの八百長関与が疑われたのは、サッカーの八百長に関与した人物がロペスがこのダブルスで敗れると主張していたからだそうです。

 

問題の試合は2017年ウインブルドン男子ダブルス1回戦でフェリシアーノ・ロペス / マルク・ロペスのペアがオーストラリアのレイド / スミスのペアに敗れた試合です。

 

個人的に白であって欲しいという願望もあるのですが、客観的に見てもロペスが八百長をしたとは考えにくい気が私はしています。

 

一つはフェリシアーノ・ロペス / マルク・ロペスのペアは八百長に手を染めるにはランキングが高すぎるということです。一般的にテニス界で八百長に手を染めるのは下部大会を回っていて賞金だけでは暮らしていけないレベルの選手であることがほとんどです。八百長があったのは2017年のウインブルドンと報じられていますが、ロペス組は前年の全仏オープンで優勝しているペアです。グランドスラムでタイトルを獲るようなペアは当たり前ですが十分テニスの試合の賞金だけで暮らしていけます。八百長をに手を染めるようなリスクを冒さなくてはいけない理由がありません(借金とかあった別ですが)。

 

もう一つにはこの試合で相手ペア勝利のオッズが対して高くないことです。こちらを見て頂ければわかりますが、相手ペア勝利のオッズは1.68倍しかありません。対するロペス組のオッズは2.19です。八百長を企画するなら打診するのは相手ペアでしょう。ちなみにこの試合のときに格上だったのはロペス組の方なので本来はこちらのペアのオッズの方が低くなるはずなのですが、恐らく前日のシングルスをフェリシアーノ・ロペスが棄権していたので、相手ペアの勝利を予想する人が多かったのだと思います。

 

以上の理由から私はロペス組は白だと思います。何はともあれ、早期に真相を解明して欲しいと思います。

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2017年にはジャパンオープンにも出場したロペス組