ダブルスファンの雑記

プロテニスの主にダブルスについて書くブログです

M.ゴンサレス / H.セバリョス vs N.メクティッチ / F.スクゴール

マスターズ1000モンテカルロ ダブルス準決勝
N.メクティッチ / F.スクゴール 6-4 6-3 M.ゴンサレス / H.セバリョス

 

このブログで何度も話題にしているマッシモ・ゴンサレス。今シーズンのクレーコートの試合でここまで15連勝中です。また、出場したクレーの4大会全てで決勝に進出しており、この試合は5大会連続の決勝進出がかかっています。パートナーセバリョスは同じアルゼンチンの選手。前述の決勝進出した4大会の内、2大会はセバリョスと組んでいます。

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対するメクティッチとスクゴールは共にクロアチアの選手。共にダブルスのスペシャリストですが、クロアチアにはパビッチとドディグというダブルス巧者がいるので、なかなかデ杯でプレーできない二人です。マスターズ1000のビッグタイトルでアピールしていきたいところではないでしょうか。

 

第1セットは第3ゲームのゴンサレスのサービスをクロアチアペアが40-15からブレークに成功。この1ブレークを守って6-4で第1セットを取ります。アルゼンチンペアはゴンサレスのサーブの精度が低く、1stサーブが入ったときですら強烈なリターンを浴びてしまう様子が見受けられました。

 

第2セットもやはり第3ゲームのゴンサレスのサーブでアルゼンチンペアはブレークを許してしまいます。第7ゲームのゴンサレスのサーブこそラブゲームでキープしましたが、3-5で迎えたゼバリョスのサーブを落としてしまい、試合終了となりました。

 

残念ながら応援していたゴンサレスクレーコートでの連勝は15でストップ。クレーの大会の連続決勝進出も4でストップとなりました。前述の通りサーブの精度が低かったのが痛かったです。ただ、マスターズのベスト4も十分立派なので健闘を称えたいと思います。本番の全仏が楽しみです。

 

クロアチアペアは結局この試合で相手にブレークポイントを与えない盤石の勝利でした。アルゼンチンペアの厳しい突き玉を受けてもボールが浮かないし、ロブにもきっちり対応出来ていて隙がなかったです。決勝ではノーシードから勝ち上がったハーセ / クーホフのペアと対戦します。もし優勝した場合、スクゴール個人に関しては初のマスターズ1000のタイトルとなります。