2019年シーズンがまもなく開幕 継続するペアは?
明日から開幕するATPツアー3大会のドローが発表になっています。
ダブルスファンにとって気になるのが、昨シーズンのペアが継続するのか、新しいペアが結成されるのかということ。
現時点ではまだ相方が始動していない選手もいるので、この3大会のドローだけでは新結成のペアはまだわかりませんが、少なくとも昨シーズンから継続するペアはいくつかわかりました。
上位勢だとマラック/パビッチ、マレー/ソアレス、コンティネン/ピアース、メクティッチ/ペヤあたりが継続のようです。
マラック/パビッチの昨年の勢いは無視できないものがありました。グラスコートシーズンに入ってからやや失速した印象がありましたが、そもそもスローハード、クレーシーズンで強すぎたからでしょう。昨シーズンの勝率は73.2%という見事な数字を出しています。今年はどうなるでしょうか。
マレー/ソアレスは結成4年目のシーズンを迎えることになるようです。マレー/ソアレスはグランドスラムやマスターズの優勝が無かったので、例年からするとちょっと活躍に乏しかった印象がありますが、なんだかんだでマスターズカップにも出てますし、実は勝率67.7%とそこまで悪くない成績でした。この3年はずっとジャパンオープンに出てくれていますし、個人的にとても応援しているペアです。
マレー/ソアレスと同じく結成4年目を迎えるコンティネン/ピアースは、明日開幕のブリスベン国際のディフェンディングチャンピオンです。実は昨年のジャパンオープンから5大会連続初戦負けでシーズンを終えており、解散してしまうのではないかと思っていました。ピアースはオーストラリアなので全豪も含め年始の大会は勝たせてあげたい気がします。
メクティッチ/ペヤはこれから2年目のシーズンです。ちょっと地味な印象のペアですが、昨シーズンのクレーコートシーズンで好成績のペアでした。
中堅どころのペアだとマクラクラン/ストルフ、ハーセ/ミドルクープ、イングロット/シュクゴール、ダニエル/クーホフあたりも継続するようです。
忘れてはならないのがブライアン兄弟の復活です。昨シーズンのマイク・ブライアンとソックのペアがあまりにも強かったので、ボブはちょっと戻りづらいのではないかと勝手に勘ぐってしまうのですが、どうなるでしょうか。
明日開幕のブリスベン国際には面白いペアがいくつかエントリーしています。ひとつはヒューイット/デミノー組。ヒューイットは2016年の全豪で引退して以来、これで12大会目の復帰です。こんなにしょっちゅう復帰する選手もなかなかいないでしょう(笑)しかもただ出るだけでなくて、ロジェ/テカウやマラックなど強豪に勝ってしまうのだから恐れ入ります。
もうひとつが錦織/西岡のペアです。1回戦を勝つとなんとブライアン兄弟と対決の可能性もあり、こちらも楽しみです。